入札参加資格とは
入札参加資格(以下、入札といいます)とは、公共工事(国や自治体などが発注する工事)を直接請け負おうとする場合に、発注機関(国土交通省、都道府県、市町村、独立行政法人など)単位で入札へ参加するために必要な資格のことです。
入札参加資格申請とは、入札参加資格を取得するための申請手続きになります。
この参加資格がなければ入札へ参加することが出来ません。
入札参加資格の分類
競争入札への参加資格は次の4つに分類されます。
建設工事:土木建築関連工事
建設コンサルタント:設計・測量ほか建設関連業務
物品:物品製造・販売
役務(業務委託):設備保守・清掃・廃棄物処理など役務提供
競争入札への参加資格は上記の4つに分類され、さらにそれぞれをA・B・C・Dの4つの等級にランク付けします。
分類ごとに入札できる案件の種類が決まり、さらに決められた等級により入札可能案件の予定価格や難易度が決まる方式です。
公共工事の入札参加要件
建設業の許可を受けていること(建設業許可とは)
経営事項審査を受審していること(経営事項審査とは)
税金の未納がないこと
欠落要件に該当しないこと